「世迷い事を申すな。戦に負けようとも実充様がおられ

上一篇 / 下一篇  2018-11-12 20:16:19

「世迷い事を申すな。戦に負けようとも実充様がおられる限り、西園寺家は何度でも興る。代々続いた西園寺家の統治が、そう簡単に揺らぐ事は無い。」清宗は、西園寺家滅亡を信じる気は無いようである。skii神仙水そんな清宗に隆行が再び、「実充殿は、この手で首を刎(は)ね申した。西園寺が再び興る事はありませぬ。」と語りかけるが、「そないな手には乗らぬ。」と、取り付く島も無い。すると、清宗の隣にいた虎松が、「爺ちゃん。この人の言ってる事は本当だ。あの、だるま野郎は、この人が首を刎ねたよ。」と見上げて応えた。「だるま野郎とは、なんじゃ!!」虎松に拳骨(げんこつ)をした清宗も、虎松の言葉は真実と受け止めたのであろう。俄かに身体が震え始めた。そして、少しの間の後に、「実充様が…亡くなったのか…。」と言うと、ガクリとその場に屈んでしまった。(実充みたいな、あんな奴。どうしてこんなに肩を持つんだ…。)隆行は、清宗の背を見つめ、そう考えていると、痛そうに頭を抱えていた虎松が、


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