身を翻してロビーに戻ると、階段か

上一篇 / 下一篇  2018-06-27 18:09:25

 身を翻してロビーに戻ると、階段から丁度アークとレイトが駆け下りてきた。こちらを見て目を見開き、近寄って来ようとしたが、彼らのことは後回しだ。隊長姿のガイアを囲むようにして先HKUE DSE 學生たちの集まるところへと足を向ける。「……校庭の中央に魔力塊があります」「魔力……? 具体的に何かわかりませんか?」「申し訳ありませんが、魔力を放出できないかぎりは近づかなければ無理です」ガイアの問いに目を伏せて答える。──魔力がなければ何もできない自分に、嫌気がさす。「……念のために見てきたいのです、魔力の正体を。何かあってからでは遅いでしょうから」何となく、あれは放置しておいてもよいものではない気がしたのだ。「…………貴方様を一人で向かわせるわけにはいきません」彼が声のトーンを落とし、耳元で囁いたのは、まだサキカの正体がばれていないからであろうか。紅の瞳をじっと見ると、そこには静かな炎が燃えているような気がした。──サキカの正体までばらす必要はないということか。この台詞は、聞けばサキカの立場が彼よりも上だということがわかってしまう。敬語を使っている時点で今更な気がするのだが、彼はそう思わないらしい。彼の立場上、サキカが一人で行こうとしたら止めなければならないのはわかっている。それに逆らうつもりはない。「……ロード先生か“青紫の水姫”か“闇の回廊”を連れていきます」戦闘学のロード、魔法学の“青紫の水姫”──リミ 、サキカたちの担任であり二番隊第五席である“闇の回廊”──イヴ。ロードについては実力が未だにわからないが、魔法学のリミより魔法を使えない今は力になるだろう。.


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