「──サキカ!」こち

上一篇 / 下一篇  2018-06-16 00:44:36

 「──サキカ!」こちらに向かってくる気配に気がついて、一体の魔物を斬り伏せながら振り返ると、右手に箱を抱え左手に大剣を握ったロードと、見覚えのある人影が走ってくるのが目 HKUE 傳銷 入った。ロードはともかくとして、その後ろにいる人物はなぜこちらに向かってくるのだろうか。サキカの記憶が正しければ、あの男はすでに国へ帰ったはずである。思わず顔をしかめ、苛立ちを魔物にぶつける。首を落とすはずだった熊型の中級魔物の胴体を、真っ二つに斬ってしまった。「魔方陣用チョークだ」駆け寄ってきたロードに差し出された木の箱を受け取りながら、その斜め後ろに立つ男に目を遣る。「……帰ったんじゃなかったの」「帰り損ねたんだ、魔法封じで」サキカのジパング語に、返される言葉もジパング語。それは、細目の着流し姿の男──皇太子である冬也の側近であり、東の国でサキカを追いかけ回した人物である。投げるように渡された細長い何かを、反射的に右手で受けとる。手にしたそれを見て、サキカは驚いた。「太刀……。借りてもいいの?」「俺のはここにある。それにそんな短刀じゃ、戦いづらいだろ」着流しを着た男の腰には、たしかにいつもと変わらない刀がくくりつけれている。渡されたそれは、100cmはある太刀。色は青く、飾り気はないが魔力を感じるところからして魔武器であろう。.


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