しかし、それでも、隆行が抑え続けながら、ゆるゆると

上一篇 / 下一篇  2018-12-04 20:31:34

しかし、それでも、隆行が抑え続けながら、ゆるゆると城へ近づいていくと、これまで挑発をしていた長宗我部家の兵が包囲の中へ戻って行った。「落ち着いて下され!見え透いた挑発です!今、この状況の中で沙田豪宅を急がせる事は危険なのです!!」隆行が、兼定を冷静に戻すため、必死に声を上げ続ける。すると、無くなった挑発に、兼定も多少落ち着いたのか、「ふぅぅ。ふぅぅ。おのれ…長宗我部めぇえ…。」と、ようやく暴れるのを止めた。すると、今度は、山を包囲するように布陣していた、本山家と長宗我部家の連合軍が俄かに陣形を変え始めた。(遂に、受けて立つ気になったか…。)隆行がそう感じ、注意深く敵陣を見つめていると、敵陣は、包囲網の南西だけを大きく空け、西と東に偏(かたよ)りだした。そうした事で、隆行達の視界には、奮闘する戸波城の情景が鮮やかに眼に飛び込んできた。(んな!もう落城寸前じゃねぇか!!)見る限り、戸波城はいたるところから火が立ち上り、もはやいつ落ちてもおかしく無い様子である。(まずい!急がねぇと!!)隆行すら、そう思った程である。


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