「いやはや、お見通しとは、恐れ入った。麻呂の事も知

上一篇 / 下一篇  2018-08-26 14:14:25

「いやはや、お見通しとは、恐れ入った。麻呂の事も知っておるようじゃの。それで浪人とは、面白い。ほっほっほ。」良く笑う男である。「言継様のような高貴な方の御気にかけて頂き、誠に恐縮でご打斑醫生います。」本来であれば、隆行のような者が会えるような人では無い。隆行は、恐縮し、平伏した。それを笑顔で見た言継が、熱燗に口をつけ、「そない畏まらずとも良い…というつもりであったが、正体が知れていてはそうもいきませんな。しかし、今宵のみはお互い正体を知らぬという事にしてはどうじゃろう?」(何か考えがあるみたいだな。)そのため、言継は隆行と話をしたいようである。そう察すると、隆行も顔を上げ、「どこのどなたか存じませぬが、暖をとらせて頂きありがとうございます。」と、熱燗を手にし、微笑んだ。


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