" 一般のアパートと同じ建物が二棟建っている。北側"

上一篇 / 下一篇  2018-01-31 21:59:00 / 個人分類:Personal

一般のアパートと同じ建物が二棟建っている。北側の棟はトレーラードライバーの為の棟だそうだ。
彼らは全国各地に出掛ける為、ほとんど留守らしい。

私達は南側の棟に向かった。

「一番奥。日本物業投資 こが204号室だよ。南東向きで、陽当たりバツグン。」

社長が鍵を開けてくれて、私は室内を見渡した。

玄関を開けると右側に3畳ほどのキッチン。
キッチンは手前から2口ガスコンロ、調理台、シンクの順に並んでいる。
その隣には冷蔵庫が備え付けだ。
反対側には洗濯機。これも備え付けてある。
そしてユニットバス。
お風呂とトイレ、洗面台がセットになったホテルタイプだが、一人で使うから充分だ。

リビングはフローリングで8畳ほどの広さだ。
南側は掃き出しでベランダがあり、東側は腰高窓になっていて部屋の中はとても明るい。

私はとても気に入って、既に家具を配置するイメージを描いていた。

「至れり尽くせりでありがたいですね。凄く綺麗。」
「ここは独身者ばかりだから家電が揃っている方が都合がいいでしょ。部屋は内装工事が先週終わったばかりなんだよ。まるでキミの事待ってたみたいだね。」

そう言って社長は笑った。

「気に入った?」
「はい!!是非ここに入らせてください。」
「まあ、鍵さえキッチリ閉めておけばここの連中しかいないから、他のアパートよりボクは安心かな。」
「夢みたい…私、ここに来て本当によかった。」
「これからが大変だよ。しっかり働いてもらわないと。」
「頑張らなくちゃ!!」
「期待してるよ~。」





寮から休憩室を一通り見て回ったあと珍しく洗車に精を出す集団を見つけた親父は、その集団を集めて彼女を紹介した。
男たちの視線に晒される彼女は緊張して頬を紅潮させている

「可くね?」

健太郎が小声で言うと俺が答えるより早く、前に立っていた但が振り向く。

「ヤバいよ!!キタ~!」
「…バカ!」

健太郎が但の後頭部に一発。

可愛い?
俺は悲しい男の性に負けて彼女を観察する。

ふんわりした肩までの長さの髪、クリッとした大きな瞳、鼻はちょっと低い。そしてぷっくりした唇。
綺麗というよりは可愛いという感じの子だ。

あの子もすぐに誰かとくっついて、子供ができてハイさよならだな。



TAG: anna travell

 

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